12月のウィズダムの眼

フェニックスからの報告 11月の中旬から米国のアリゾナ州のフェニッ クスで開催されているsc2003に参加しています。その関係で、今月の本やCDの紹介はやめにして、この会議の簡単な報告をしましょう。
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会議は11月17日から21日までですが、参加は7000名という多く の人が参加しています。この会議の特徴は、スーパーコンピュータの会議ですが、グ リッドコンピュータなどの展示があります。会場は展示とテクニカルセッションの2つに分かれていますが、多くの人は展示を見る人が多いようです。会議の基 調講演の第一日目にCOXさんという女性の研究者がインテリバッチをつけた昨年の参加者が展示とテクニカルセッションのどちらに時間をすごしたかを分析し た結果を報告していますが、多くの人が展示会場にいき、テクニカルセッションに過ごすことが少ないことを指摘しています。たしかに各コンピュータメーカや ソフトウェアベンダーは新しい製品をこの会議で展示しており、今後のビジネスにつなげようとしています。また、展示はメーカだけでなく、大学や研究所から も展示していますので、研究発表とは違う形の発表かもしれません。大学が参加する場合、その会場の費用はだだということですが、それに協力する学生の渡航 費や滞在費などは相当の費用となることが予想されます。講演はスーパーコンピュータを使った可視化(ビジュアリゼーション)や3次元の分子モデリングなど 魅力的な発表が多いのも特徴です。会場ではグリッド関係やコンパイラー、並列言語やそのプログラミングの本なども展示されており、割引販売されていまし た。GRID-2を購入したとき、その著者のイヴァン・フォスターさんが偶然、そばにいて著者のサインをもらうことができました。フォスターさんとは古い 知りありですが、いまはグリッドでは中心人物です。ちょうとサンのグリッドの中心であるゲンツェンさんもいて3人で写真をとる機会を持ちました。

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この期間中にいろいろな会議があり、そこで問題がでるとそれを研究室に キイワードで送ると次の日にはそのレポートが送られてくるというバックアップも確認 しました。これがアクセスグリッドのようなオンラインのテレビ会議ができれば、その日のうちに、会場と研究室をつないで、会議についての検討会が可能にな るとおもわれます。実際、アクセスグリッドを使いバイオインフォマテックスの研究討論が会場でなされました。写真はその様子です。SC2003に先だって サンマイクロシステムズのハイパーウフォマンスの会議があり、そこで筆者らは研究交換をすることが今回の出張の大きな目的であり、その目的は2日間の朝8 時から夕方6時までの会議で十分に達成されました。我々の携帯電話とグリッドコンピューテングの考え方はかなり先にいるということを確認できましたからで す。
 

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ところでフェニックスですが、初秋を思わせる天候でよい天気で自然にも めぐまれています。ゴルフのすきな人にはよいところらしく、あちこちにゴルフのパ ンフがあります。5時間のドライブでグランドキャニオンにいけるということでしたが今回は見送りです。会議時間の合間にスコットデールというところにドラ イブしましたが、その山の丘からフェニックスの市内をみた写真です。それからアリゾナ州を感じさせるのは大きなサボテンです。


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フェニックスの町並み

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