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ウィズダムの目2003年4月号 

4月のJazz CD


今月もよいCDを見つけ購入しました。注目はやはりピアノトリオです。まづ、去年11月に亡くなったローランド・ハナの“夢のあとで”です。ハナのピアノはトミーフラナガンやハンク・ジョーンズと同じ系統の落ち着いた、音色のよい、そして、なによりもセンスのよいアドリブと選曲でCDが構成されています。リベリア大統領からナイトの称号をもらいCDジャケットにはサーロンランド・ハナとなっています。“夢のあとで”は有名なフォーレの歌曲ですが、微妙な光と影を感じる曲で、いかにもフランス人の作曲家の作品で、筆者の好きな曲の一つです。CDのジャケット写真もなんとなく、デカダンスの香りがします。ベースはロンカーター、ドラムはグラディ・タイトという名手で、いかにも安定したピアノトリオというメンバーで、選曲もよく、セレナーデ、夢のあとで、ジス・イズ・マイ・ビラブド、プレリュードなどの曲やみじかくも美しく燃え、家路、アダージョなど馴染みの曲が演奏されています。

このCDの前に発売された“ミラノ・パリ・ニューヨーク・ジョン・ルイスを探して”も良い選曲のCDです。ジョン・ルイスは元MJQのピアニストで、エレガントな演奏、クラシックの香りのする音楽家です。DVDに100本の黄金の指コンサート(100 gold fingers)がありますが、その中で、ジョン・ルイスの演奏や雰囲気をみることができます。このDVDには、その他、ハンク・ジョーンズ、トミー・フラナガン、ジュニヤマンスなど私の好きなピアニストが全員でていますが、どうしたわけかローランド・ハナだけがでていないのが残念です。その他、レイブライヤント、ケニー・バロン、デユークジョーダン、マリアン・マクバーランドなどのピアニストが出演しています。


ローランド・ハナの“ミラノ、パリ、ニューヨーク”ではベースがジョージ・ムラツ、ドラムがルイス・ナッシュというピアノトリオになれた人たちのバックで、ジャンゴ、アフターヌーン・イン・パリ、ミラノ、バグス・グルーブなどジョン・ルイスが演奏する曲目が取り上げられています。ハナのピアノは力強く、クリヤーな音色であり、アドリブは玉をころがすようなスムーズな流れに聞こえ、こうした感じはハンク・ジョーンズやトミー・フラナガンに共通する点であり、そこが大きな魅力です。この2枚のローランド・ハナのCDは彼の代表なり、多くの人に聞かれると思われます。

ハナ以外の別のCDを紹介しましょう。それはダイアナ・クラールという女性シンガーです。完全にシンガーと思っていたのが、実はピアノ演奏もできるということで、このCDはそのライブ版でした。彼女の2枚のCD“ステッピング・アウト”と“ザ・ルック・オブ・ラブ”では、まつたく女性シンガーと思っていましたが、この“ライブ・イン・パリ”ではピアノトリオで、彼女自身が演奏して歌を歌っているのです。歌もうまく、特に、“I've Got You Under My Skin (心のそこまでも)”が好きな曲です。すこし物憂げな歌い方ですが、このときはオーケストラをバックに歌っています。つまり、彼女のピアノトリオとオーケストラが歌のバックになっています。彼女のピアノもよくシングして歌っています。このライブはパリのオランピア劇場という由緒ある劇場でのものです。CDはまだありますが、それは次回に紹介することにしましょう。



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