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ウィズダムの目2003年1月号 


ジャズについて


まずは音楽、特に、ジャズを取り上げてみましょう。年末になると、どうした訳かやたらと本やCDを買ってしまいます。そのCDが当たりならばいいのですが、なかなかいCDにあたりません。ジャズでも特に好きなのがジャズのピアノトリオのものです。昨年の暮れに購入したピアノトリオのCDは当たりで、毎日聞いています。

まず、お勧めなのが、ハンクジョーンズのピアノを中心としたTHE GREAT JAZZ TRIO「AUTUMN LEAVES(枯葉)」(HMVへ)です。このハンクジョーズのことをテレビで放映しており、このアルバムがでることをハンクジョーンズがテレビの番組で話していたこと、そして、70歳以上の高齢にもかかわらずその練習の風景やものに感謝する姿勢は非常に謙虚であり、それを反映するかのようなピアノ、流れるようなメロディーライン、そのバックのリズムを支えるのがハンジョーンズの実弟のエルビンジョーンズによる迫力あるドラムです。以前のGreat Jazz Trio ではドラムがトニーウィリアムでしたが、あまりよく合っているとは思いませんでしたが、今回のアルバムのエルビンは非常に強力と同時に繊細なハンクジョーンズのピアノに合っています。



もともとエルビンジョーンズのドラムは、ジョンコルトレーンのような重厚なアドリブラインに合う、変則的なリズムパターンで、時間間隔を広げるような感覚を作るのを得意としていましたが、不思議とトミーフラナガンやハンクジョーンズのようなシンプルなピアノラインによく合うのがエルビンのドラムのようです。ピアノとドラムにも相性があるようです。キースジャレットとジャックデジョネット、チックコリアとロイヘィンズ、ウィントンケリーとフィリージョージョーンズのように。このトリオのベースはリチヤードディビスでこれもロンカーターとは違うきちんとしたベースラインを担当しています。ですから、このハンクジョーンズトリオは久しぶりの名作といえ、仕事の始めの一枚に欠かせないCDです。

演奏曲目もよく選ばれていて、いずれも名曲ばかりです。Autumn Leaves, Yesterdays, Take the A train, Caravan My Funny Valentine, Bye Bye Blackbird などです。ちなみ東京の青山のブルーノートに出演していたエルビンと話してその帰り際に握手したときの握力の強さに驚いたことがありますが、ドラムにはそうした力と切れ味が必要なことをエルビンから感じ、それが一番よくでているのがこのトリオにおけるエルビンのドラムソロパートです。

ハンクジョーンズのトリオが朝一番のCDだとすると、夜の寝る前、グラスを傾けながら聞くのによいのが、NEW YORK TRIO「THE THINGS WE DID LAST SUMMER(過ぎし夏の想い出)」(Amazonへ)です。ピアノはビルチャーラップ、ジェイレオンハートのベース、ビルスチュアートのドラムです。このリズムセッションのからみが心地よいテンポで、一日の終りに聞くには非常に快適なピアノトリオであります。演奏曲目もミデアムスローからミデアムテンポ、さらにバラードと幅が広く聞きやすい。思わず体をゆすりたくなるような引きずり込まれるリズムの心地よさがあります。6曲目の You'd be So Nice To Come Home To や、9曲目の As Time Goes By などは、ヘレンメリルの歌やハンフリーボガードの映画のシーンが思い出される方も多いと思われます。こういうピアノトリオは、なかなか見つけにくいですが、この New York Trio はその一枚のCDでしょう。それとキースジャレットのように挑戦的でもなく、聞いていてそれほど疲れないピアノトリオである。このCDもハンクジョーンズのトリオと同じように優れたピアノトリオのCDとしてお勧めです。



ついでに、おまけとして、もう一枚ピアノトリオを紹介します。それは、EDDIE HIGGINS TRIOで全体のCDのタイトルは「DEAR OLD STOCKHOLM(懐かしのストックホルム)」(Amazonへ)というものです。どちらかというとこのトリオは New York Trio に近く、ピアノの雰囲気はハンクジョーンズの玉をころがすような弾き方の音に似ています。ベースはジェイレオンハートで、New York Trio のベースですので、リズムの流れは New York Trio に近い感じです。ドラムはジョーアシオーネで、おとなしい感じのドラムです。ブラシワークはしっかりしたリズムとむだのない流れをきざんでいます。3曲目のマイルスデービス作曲の Nardis を聞くと、このピアノのアドリブの新しさやドラムの繊細さが良く分かり、また、このアルバムの特徴となっています。そのほかの曲は、You and The Night and Music, Stella By Starlight などがあり、良い選曲のアルバムとなっています。それとCDはビーナスレコードですが、これは全体として音が良く作られており、ジャズに向いたレコーデングになっていると思います。




以上の3枚のCDは、本当に飽きのこないピアノトリオと言えるでしょう。常に、私の書斎のスピーカから流れ、仕事をはかどらせるための音楽です。


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