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ウィズダムの目 2003年1月号 


椅子について

家具のうちでも、椅子は特別なカテゴリーになると思う。それほど、椅子は常に、生活に密着しているからである。また、椅子のコレクターも多い。宮脇壇という建築家もそうした椅子のコレクターとして知られる。宮脇氏がなくなり、そのお嬢さんが書いた、「父の椅子」(Amazonへ)のなかに、このコレクターの一部が写真で披露されているが、どれも名品ばかりであり、また、よく使いこまれていることは、椅子のへこみぐわいや、手すりのよごれやすりきれた様子からも窺い知れる。コレクターと同時に、それらの椅子を使い込んで楽しんだことがよく分かる。

また、椅子はそれを置く空間との関係も大切である。例えば、ル・コルビュジエの椅子のシェーズロングはどこから見ても美しいし、快適そうである。実際、この椅子で昼寝が簡単にできるかというとそうでないし、また、うまく使いこなすことは難しい。さりげなく、畳の部屋においてかざりにすることは簡単であるが、それではこの椅子が死んでしまう。それと、この椅子はやや大きめで、書斎のコーナーにおいて、ここで、ごろりと寝ながら本を読めるかというとそうでもなく、この椅子を置くために工夫も必要である。


ル・コルビェジェ

また、本を夜に読むとなると、どのような照明が良いかなども考えなければならない。だから、こうした椅子の名品を収集しても使いこなすとなると、話は別になると考えなければならない。普段、書斎や研究室の椅子を選ぶのも大変である。一番よいのは良く使われて評判の良いものを選ぶことである。書斎での椅子のようにいつも使うものにあまり個性的なものを選ぶと、それになじむのに時間がかかるのと、書斎と研究室との椅子の差がでると、なにか落ち着かないことになる。できれば、家の書斎と研究室の椅子は、できるだけ同じものを選ぶということも考えなければならない。


ハーマンミラー

ローゼンフェルト
 
その結果は、ハーマンミラーという米国のオフィス用の椅子が一番使いよく、また座り心地もよいので、この椅子を数年使用している。これで不満はない。背もたれの硬さもよく、すこし眠いときは、机に足をのばして、仮眠をすることもできる硬さである。家の中の椅子は、大体3種類ぐらいあればよいと思う。一つはハーマンミラーのような書斎の椅子、それと音楽を聴くときの足をのばせる背もたれの椅子、リビングでテレビを見るときの長椅子。いわゆるカウチポテトの椅子。最近では、わが家のゴールデンに占拠されているが、これは夕飯後の眠いときに快適な椅子である。カッコよく色もきれいで買ったローゼンフェルトの赤とブルーの椅子は、座るには硬く、それほど快適でないが、部屋の飾りとしてよいポイントになる椅子である。





最近、使いやすいと思うのは丸いプラスチックのボール玉である。これはドイツの友人から聞いて使い始めたものであるが、背すじが伸びて、また、腰にフットするので椅子としては理想的であるらしい。その他、椅子はピンからキリまであるが、どのように使いこなしていくかが大切で、さすがに、椅子は場所をとるので収集する気になれない。せいぜい椅子特集号などの写真を見るだけで我慢することにしている。




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